モアザン バーストアッパー 180F は、2026年9月に出たダイワのシーバス用の浮くルアーです。180mm・60.5gで、本体価格は3,500円(税抜き)。大きなベイトに付く魚を水面で狙う人なら買いです。
ギアオタクの本命
180F の芯は、太く切り落とした尾が生む小さな逆流にある。ただ巻くだけで体が不規則にゆれ、水面に引き波としぶきが立つ。だから私は、大きなベイトの季節にただ巻きで通す1本としてこれを選ぶ。
この記事の要点
- 発売は2026年9月。180F は3,500円(税抜き)
- 180mm・60.5g。テスト飛距離は平均60.0m
- 180Fだけ、太い尾で不規則にゆれる
バーストアッパー 180F はいつ発売?値段は?
発売は2026年9月です。本体価格は3,500円(税抜き)。バーストアッパーの中でいちばん大きいサイズで、2026年4月に出た110Fに続いて加わりました。
大きさは180mm、重さは60.5g。浮くタイプ(F)で、泳ぐ層は水面から水面直下です。フックは#2、リングは#4。色は8つです。堂々とした体です。
私はこう判断しました
釣り歴30年、船舶免許と釣りインストラクターの資格を持つ目で、最初に見たのは監修者です。小沼正弥さんの監修です。色にも「小沼スペシャル」の名前が残ります。
次に見たのが、180Fだけの作りです。尾を太く切り落とし、そこで小さな逆流を起こして、体を不規則にゆらす。ただ巻くだけで魚を引き寄せるスプラッシュペンシル、という狙いを、いちばん大きな体で形にしています。
迷ったのは140Fとの比較です。それでも、大きなベイトに付く魚を水面で狙うなら、本命は180F。迷いは消えました。シルエットの大きさが、ほかのサイズでは出せない答えだと私は判断しました。
4つのサイズは何が違う?
表は横に動かせます →
| サイズ | 重さ | 泳ぐ層 | テスト飛距離の平均 | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|
| 80F | 10.4g | 水面 | 47.8m | 1,850円 |
| 110F | 19.2g | 水面〜水面直下 | 53.0m | 2,100円 |
| 140F | 30.5g | 水面〜水面直下 | 55.4m | 2,300円 |
| 180F | 60.5g | 水面〜水面直下 | 60.0m | 3,500円 |
重さの差を計算しました。180Fは140Fの 60.5 ÷ 30.5 = 約2.0倍。それでも平均の飛距離は 60.0 − 55.4 = 4.6m の伸びにとどまります。飛ばすためのサイズではありません。見せるためのサイズです。
重さは、大きな体を水面で安定させるための重さ。私はそう読みます。180Fを選ぶ理由は、飛距離ではなくシルエットです。
重心移動と水平の姿勢で何が起きる?
バーストアッパーは、4つのサイズすべてに重心移動の仕組みを入れています。重心移動は、投げるときに中の重りを後ろへ寄せて空中の姿勢を整え、着水すると重りが泳ぐ位置へ戻るという作りで、大きく軽い体のルアーでも飛びを安定させるための一般的な工夫です。
水の中では、重心の置き方で体が水平を保ちます。止めたり流したりしたときに、水平のまま浮いて見せられるのが強み。頭は平らで口にカップがあり、しぶき・泡・音を出します。にぎやかです。
動かし方は、引き波、スプラッシュとサウンド、ウェイク、潜らせてのパニック。デッドスローのただ巻き、ストップ&ゴー、トゥイッチと、見せ方を抑えた誘いで、釣り人の多い場所の魚に口を使わせる設計です。
ラトリンの色は何が違う?
名前に「ラトリン」と付く色には、ガラスのラトルが複数入ります。止めて動かし始めるときに音が出て、水面の下の魚に気づかせます。
180Fの8色は、ランカーキラーゴールド、落ち鮎♀、ライムパールサンド、ゴールドレインボー、小沼スペシャル、小沼スペシャルVer.煌、ライムゴールドサンド、マットライムチャート。
落ち鮎の季節を意識した色まで入るのが、大きいサイズらしい所です。
110F と 80F はどんな人に?
110Fは110mm・19.2gで2,100円。2026年4月に出たサイズで、ラトリンゴールドレインボーやアデルライムコノシロ、ミッドナイトムーンなど10色がそろいます。
いつものシーバスロッドで投げやすい重さ。最初の1本ならここ。
80Fは80mm・10.4gで、泳ぐ層は水面だけ。小さなベイトの日や、港の中の近い距離を静かに探る人向けです。
気をつける所
ここは微妙です。60.5gは、ロッドを選びます。2026年9月に出たモアザンのベイトロッドでも、いちばん重いルアーまで投げられる104MBの上限は50gです。
ロッドの適合ルアーウエイトに60g台が入っているかを、先に確かめます。手持ちのロッドが40g前後までなら、140Fの30.5gを選ぶ手もあります。
3,500円という値段も、140Fより1,200円高く、根掛かりや岩への当たりで失ったときの痛みは大きいので、障害物の多い場所では投げる筋を先に決めておくと、気持ちよく使い続けられます。
どんな人に向く?
- コノシロや落ち鮎など、大きなベイトに付くシーバスを水面で狙う人
- ただ巻きで、引き波としぶきを出して通したい人
- 60g台を投げられるビッグベイト用のロッドを持っている人
シーバスのロッドはシーバスロッド 9.6ft MLのランキングと、モアザン ベイト(2026)のレビューにまとめました。ほかの新作は釣り道具の発売カレンダーへ。
よくある質問
バーストアッパー 180F の発売日はいつですか
2026年9月です。本体価格は3,500円(税抜き)で、110Fは2026年4月に出ています。
バーストアッパー 180F の重さは何gですか
60.5gです。大きさは180mmで、自社テストの飛距離は平均60.0m、最大63.0mです。
バーストアッパー 140F と 180F の違いは何ですか
140Fは140mm・30.5g・2,300円、180Fは180mm・60.5g・3,500円です。180Fだけが、太く切り落とした尾で不規則にゆれます。